ChatGPT4を利用する際の料金や利用方法について知りたいと思っている方に向けて、本記事では、ChatGPT4の料金や登録方法、ChatGPT全般に関する情報について解説しています。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
- ChatGPT4の具体的な料金・支払い方法
- ChatGPTプラスの加入方法・解約方法
- ChatGPTプラスのメリット
- ChatGPT4とChatGPT3の違い
- ChatGPT4の性能
- ChatGPTに関すること
ChatGPT4の料金(利用料)ってどのぐらい?
ChatGPT4を利用するには、有料プランであるChatGPT plusに加入するか、GPT-4 APIを使う方法の2パターンがあります。
ChatGPT plusは月額約2700円(月額20ドル)になります。
GPT-4 APIを使用する場合は、最初から18ドル分(日本円で約2500円ほど)のクレジットが付与されており、18ドルを超えると従量課金となります。
具体的にはトークン長によって料金が変動します。
1000トークンが基準で、これは英語表記の場合の約750ワード相当です。
トークン | プロンプト | 応答メッセージ |
---|---|---|
8K | 0.03ドル | 0.06ドル |
32K | 0.06ドル | 0.12ドル |
ChatGPT4の課金方法(支払い方法)
ChatGPT Plusに加入するもしくはGPT-4 APIを使用する場合のどちらも、支払い方法はクレジットカードのみになります。
ChatGPT Plusに加入した場合のサブスクリプションの価格としては月額20ドルです 。
GPT-4 APIが使用できるようになると、利用状況や料金を確認することができます 。
GPT-4はGPT-3と何が違う?
GPT-4の正式な プラットフォームはまだリリースされていませんが 、最大1750億個のパラメータを持つ非常に大規模なニューラルネットワークで構築されているGPT-3よりも、さらに大きなモデルとなるため、より高度な言語理解や生成能力を持つことが期待されています。
また、GPT-3自体が、新しいタスクを学ぶために多大な量のトレーニングデータを必要とせずに、タスクに特化したファインチューニングを行うことができるので、GPT-4はより少ないデータで学習する能力が向上する可能性が高いです。
ChatGPTプラスのメリット
以下のメリットが考えられます。
- 高い優先度: ChatGPT Plusメンバーは、他のユーザーよりも優先的にアクセスできます。これによりスムーズな対話が可能になります。
- 拡張された応答サイズ: ChatGPT Plus は、1 回の対話での応答サイズを最大 4096まで拡張します。これにより、より長い文章や詳細な回答が可能になります。
- 商用利用可能: ChatGPT Plusメンバーは、モデルを商用目的で使用することができます。これは、ビジネスやプロジェクトのためにChatGPTを利用したい場合に非常に便利です。
- 優れたサポート: ChatGPT Plusメンバーは、優先的なサポートを受けることができます。技術問題や質問がある場合、迅速に優れたサポートを受けることができます。
ChatGPTプラスに加入する方法
ChatGPTにログインしたら、左側の黒いタブの下に「プラスにアップグレード」とあるのでクリックします。
このようなポップアップが表示されるので「Upgrade plan」をクリックします。
ChatGPTはいつまで無料?
チャット GPT の公式 Twitter において 、無料版に関する以下の情報がツイートされています 。
We are piloting ChatGPT Plus, a subscription plan that offers faster response times and reliability during peak hours. And of course, the free tier of ChatGPT is still available. https://t.co/2hEBw6h5Se
— OpenAI (@OpenAI) February 1, 2023
「私たちは、ピーク時の応答時間の短縮と信頼性を提供するサブスクリプション プランである ChatGPT Plus を試験的に導入しています。そしてもちろん、ChatGPT の無料枠は引き続きご利用いただけます。」
日本においては2023年2月11日から有料版であるChatGPT Plusに申し込みができるようになりましたが、上記のように引き続き無料版が利用可能であることを公式が明言しています。
ChatGPTのサブスクを解除するには?
解除方法はいたって簡単です。
ChatGPTの左側の黒いタブの下のほうにある「My plan」をクリック
↓
「Manage my subscription」をクリック
↓
「Manage your OpenAI billing settings」という画面が表示されて、「プランをキャンセル」というボタンがあるのでクリック
以上で解約が完了です。
ChatGpt4でできること
画像の認識が可能
GPT-4はテキストに制限がなく、画像も解析する能力を持っていると言われています。
デモンストレーションのビデオでは、例えば画像のイメージや面白さに関する質問に対しても、正確な回答を提供することができます。
またGPT-4は、画像の内容を正確に把握し、詳細について説明することができるとされています。
プログラムの生成
GPT-4は、プログラムの生成においても卓越した能力を持っています。
実際に、実装(実装説明の生成やアルゴリズムの解説)、設計(仕様書作成やDB設計の作成)、実装(コードの生成やテキストの生成)、ドキュメント(コメントの生成やドキュメントの作成)など、さまざまな用途での活用が期待されています。
GPT-4は、高度なプログラミングが可能であり、GPT-3に比べてより実践的に活用することができます。
プログラミングの手助けやタスクの自動化において、さらに効果的なツールだと言えるでしょう。
高度なコード生成
GPT-4では、手書きのメモからHTMLコードを生成することが可能になると言われています。
具体的な例として、サイトのマップを描き、その写真をChatGPTに提案することで、数分で完全なWebサイトを作成することができます。
この機能を幅広く活用することによる様々な可能性に期待です。
複雑な条件に対応
GPT-4は、複雑な条件にも対応する能力を持っています。
デモンストレーションのビデオでは、税金の計算に関する指示にも対応し、算出結果だけでなく、その根拠も理解することができます。
また、結果が正確でない場合でも、プロセスを提示することで誤りを見つけやすくなります。
文章作成能力の向上
GPT-4は、伝統的な言語モデルよりも洗練された自然言語処理タスクを実行する能力を持っています。
具体的な例として、複数のウェブサイトを比較し、共通の要素を要約することや、よりレベルの高い質問に対して正確な回答を提供することができます。
ChatGPTは何がすごいの?
いくつかの点が挙げられます。
まず、自然な対話スタイルです。
ChatGPTは、人間のように会話を進め、質問や応答を行うことができるので、ユーザーは自然なコミュニケーションをとることが可能です。
また、ChatGPT は幅広い知識と情報に基づいて返答します。
ChatGPT はトレーニング時に考慮されるデータセットを学習し、その結果として様々なトピックについての情報を保持します。
これにより、ユーザーが質問や話題を提供すると、適切な答えを返すことができるというわけです。
さらに、ChatGPTは慎重に考え、前の応答や質問に基づいて適切な対処を生成します。
結果的に対話がよりスムーズで一貫性のあるものになるようプログラムされていきます。
また、ユーザーがChatGPTとの対話やフィードバック、指示を提供すると、その情報を元にモデルがさらに進化し、より良い結果を生み出すことができるでしょう。
これらの要素が組み合わさることで、ChatGPTは驚くほど優れた能力を発揮し、ユーザーとの対話体験を向上させるのです。
ChatGPTってどこの会社?
ChatGPTは2022年11月にOpenAIというアメリカのAI開発企業によってリリースされました。
OpenAI自体は2015年12月11日に設立され、所在地はアメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコです。
ChatGPTの危険性
ChatGPTの危険性については、いくつかの不満点が指摘されています。
最も深刻な問題の一つは、偽情報やメディアを拡散する可能性があることです。
学習能力を持っているので、不正確な情報や差別的な言葉を含むテキストを生成することがあります。
また、現時点では制御はされているものの、ChatGPTを悪用することで、個人情報や金融情報などの機密情報を収集することができる可能性があります。
加えて、ChatGPTが、詐欺のような犯罪行為に利用されることも十分に考えられます。
個人情報を入力することによって、プライバシーが流出する可能性があることも示唆されています。
さらに、ChatGPTは人工知能技術を悪用することで、人間が判断することができないほど複雑で機械的なプロセスを自動化することができるため、今後社会や経済において多大な影響を及ぼすことでしょう。
例えば、ChatGPTを利用して人工知能搭載の自動運転車の制御システムをハッキングすることで、大規模な事故が発生する危険性があります。
これらの欠点を解決するために、ChatGPTの使用には慎重な判断が必要です。
我々の行動によってChatGPTの学習に使用するデータの品質を向上させ、人工知能の技術を乱用させないようにすることも重要だと言えます。
生成された情報の評価性を確認し、人間の判断力を活用することも大切です。
以上がGPT-4に関する内容となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。