他人から認められて自信が付くことはありますが、自分で自分を褒めたり、評価する、もしくはモチベーションを上げることはなかなか難しいです。
ましてや、何か新しいことにチャレンジする時は、「上手くいくはずがない」、「どうせ失敗するだろう」というような考えが頭をよぎりがちです。
でも、「あの時こうしておけばよかった」という後悔は、、目の前に訪れた機会をチャンスと捉えずに見過ごしてしまうことによって生まれていることがほとんどです。
そして、決断力が低下する原因の一つとして、”自分に自信がない”ことが挙げられます。
自分に自信が持てない原因として考えられる事
小さい頃のトラウマが残っている
親が厳しく、子供に押し付ける理想が高い場合、とにかく優秀に育てようと、運動をさせたり、塾に通わせたりして、子ども自身がやりたいかどうかは関係なく習い事を詰め込みます。
親から色んなことを強要されたにもかかわらず、期待に添う成績が残せないと「お前はなんてダメなやつなんだ」と叱責されてしまいます。
小さいころの体験は、大人になってからも忘れられないものです。
子供の頃の体験がいい出来事であれば問題ないですが、社会人になって、人間関係に悪影響を及ぼす場合もあります。
完璧主義
細かいことにこだわることは決して悪いことではありません。
熟考した結果、最善策を導くことも出来ます。
しかし、完璧主義が行き過ぎると、自分を追い込むことに繋がります。
依存気質
人や物への依存が強いと、それを喪失した途端、虚無感に襲われることがあります。
依存気質は、生まれ育った環境にも影響されますが、物事に対する捉え方によっても気分が左右されます。
ネガティブ思考
物事を慎重に考えたり、最悪の自体を予測することは、リスク回避のためには非常に重要なことです。
しかし、実際は実現可能な事でも、「自分には出来ない」というように卑下してしまうと、選択肢の幅を狭めてしまうことになります。
対策
日記を付ける
頭の中で思い浮かべるよりも、書いたほうが、考えを整理しやすいです。
そして、ただ日記を書くのではなく、小さな些細な事でもいいので、自分の行いを評価してあげましょう。
例えば、休みの日は散歩に行くと決めていて、それが実行出来たら、「今日は”散歩に行く”という予定を達成できた」と書きます。
日記を書く作業を続けて行くと、自分が思っている以上に、色んな行動を起こしていることに気付くことが出来ます。
これは、日々の生活を無意識に送っていると発見しにくいものです。
得意な事に没頭する
自分の好きな事にのめり込むと、余計な事を考えなくなります。
そして、集中することで自然とリラックスすることが出来ます。
何かを作り上げる、どこかに行く。
それぞれ目的は自由ですが、物事を完成させた、もしくは達成した時、「自分にはこんな事が出来るんだ」という気持ちが生まれることによって、自信へと繋げることが出来ます。
なんでもいいから継続する
どんな些細な事でも、続けることで、”自分には努力する力がある”と実感することが出来ます。
他人から笑われたり、馬鹿にされるような事だったら、公言せずに、ただ黙々と打ち込みましょう。
自分が行っていることが無意味に感じる時は、その作業に意味を持たせるのも良いです。
例えば筋トレをしていて、途中で挫折したとしましょう。
「こんなに鍛えて意味あるの?」
そんな考えがよぎったら、筋トレをする目的が、人によって様々であること、そして継続すること自体が、人生にとって「あきらめない」という意味で、非常に重要だと捉えることも出来ます。
引き締めていい体にしたい、そのためには食事管理を徹底したり、メニューを変えてみたりなど、一言で鍛えるといっても、改善点はいくらでもあります。
なので、あなたが試行錯誤し続けたことは、どんな事においても必ずあなたのスキルとして残ります。
いかがでしたでしょうか?
まずは、簡単な事でもいいです。
あなたが出来ることをやってみましょう。