ISTPは、クールでミステリアスな雰囲気を持つ人物ですが、実は人一倍思いやりがあり、好意を持つ相手に対して自分の気持ちをきちんと伝えようとします。
そんなISTPについて、今回は16パーソナリティー(MBTI:性格タイプ)診断を元に、人物像だけでなく、適性についても紹介します。
心理学文献を参考にしていますので、ぜひ活用してみてください 。
- 「ISTPは最強の解説
- ISTPの性格(長所・短所)
- ISTPの特徴
- ISTPのあるある
- ISTP型の有名人の紹介
- ISTP型の適職(具体例)
ISTPは最強?

ISTPは物事をよく観察し、瞬時にマネできるほど飲み込みが早いため 、再現力が高いタイプだと言えます。
好奇心旺盛な上、手先が器用で、現実的な思考を持っているので、ロジカルな攻略が得意です。
マイケル・ジョーダンやタイガー・ウッズなど、各界の巨匠にISTP型が多いことから、最強と謳われています。
ISTPの性格
ISTPは実務家タイプです。
長所
- 気取らない
- 好奇心旺盛
- 冷静
気取らない
ISTPの性格は素直で、見栄を張らずに物事を理解しようと努めます。
好奇心旺盛
観察力が鋭いので、正しい情報を集めることに長けており、多くの知識を蓄えることで、いざという時に力を惜しみなく発揮できます。
冷静
静かで控えめなので、人見知りだと思われやすいISTPですが、誰に対しても平等に接することができ、トラブルが発生しても臨機応変に対応することができます。
短所
- 一人で抱え込みやすい
- 効率重視
- 優柔不断
一人で抱え込みやすい
ISTPは自分の感情を他人と共有するのが苦手なので、難しい問題であっても、周囲に相談することなく一人で決断してしまうことがあります。
関心を分かち合うこと自体必要ないと捉えているので、”何を考えてるかわからない人” とレッテルを貼られることもあります 。
効率重視
常に少ない労力で結果を出したいと考えているので、作業を途中で投げ出してしまうこともあります。
より細かく計画を練ることが重要かもしれません。
優柔不断
いろんな情報にアンテナを張っているので、興味があることに飛びついてしまう傾向があります。
場合によっては” 無責任な人”と勘違いされることもあるので、明確な目標の元、段階ごとに着実に作業を進めていくとよいでしょう。
ISTPの雰囲気
相手によっては怖い印象があるようです。
これは、ISTPの特徴が起因していると考えられます。
- サバサバしている
- 素っ気なく見えることがある
- コミュニケーションが不足しがち
- 一人で没頭することがある
一見悪い印象を持たれがちですが、これはけっして本人だけに問題があるわけではなく、ISTPのクールでミステリアスな雰囲気が、どこか未知数に見えることで、それが無愛想に感じたり、”冷たい人”とレッテルを貼ってしまったりと、受け手側が勝手にイメージしてしまうことが原因でもあります。
ISTPは、どちらかというと好意を抱いている人にたいしては、行動で示すタイプで、実際は彼らなりの思いやりを持っています。
ISTPはサイコパス?
一般的に、サイコパスの特徴は以下になります。
- 感情の欠如
- 衝動的な行動
- 外向的
- 平気で嘘を付く
- 支配欲が強い
- 自己中心的
誰にでも当てはまることではありますが、特にサイコパスの場合、恐怖や緊張といった感覚が欠落しており、平静さを装うことができます。
ではISTPの場合はどうでしょう。
- 結果にこだわりがち
- 何を考えているかわからない
- 人の感情が読めない
これらは行き過ぎると常軌を逸しているともとれますが、見方を変えると冷静に問題に対処できたり、論理的思考を兼ね備えているといったポジティブな側面を持っていると考えることができます。
また、性質には環境や外的要因も関わるため、一概に常識からかけ離れている人物とは言い切れません。
よって、ISTPはサイコパス的な要素を持っているものの、タイプに当てはまる人=サイコパスと断定することは間違っていると言えます。
ISTPあるある
人間関係
・感情的な人が苦手。
・面倒なことが起こっても中立を保つ。
・話も文章もシンプル。
・相手の事を思って、時には批判も厭わない。
・友人はどちらかというと少ない。
・周囲に合わせずに、必要であれば一人で行動する。
・プライバシーはお互い尊重するべきだと思っている。
・さりげなくプレゼントを渡す。
日常生活
・無駄遣いをするわけではないが、必要だと思うものは躊躇なく買う。
・部屋が散らかっていてもあまり気にしない。
・目の前のことに集中。
・通話よりもメール派
・できるだけ労力を使いたくない
ISTP型の有名人
実在する(実在した)人物
・トム・クルーズ
・ベア・グリルズ(生存専門家)
・マイケル・ジョーダン
・ブルース・リー
・ミラ・ジョヴォヴィッチ
・クリント・イーストウッド
架空の人物
・ジェームズ・ボンド(007)
・ゾロ(ワンピース)
ISTPの適職

ISTPは、手先が器用且つ空間認知能力が高いです。
仕事上における短所
- 長期的な推測が苦手
- 準備が面倒くさい
- 細かい作業が苦手
- なかなか決断が出せない
- ルーティンワークが嫌い
- 無愛想に見られがち
- ガチガチのルールが嫌い
仕事で発揮できる長所
- 一人で黙々と仕事ができる
- 柔軟性が高い
- 今ある資源を活用する
- 目標達成に必要なことを理解している
- リスクを恐れない
- 任せられた仕事を最後までこなす
- 洞察力が高い
- 常に冷静
ISTPが働きやすい環境
ISTPは、縛りが少ない、自由な環境が適していると言えます。
- 無理やり役割を押し付けられない
- 厳しすぎないルール
- 機械を扱うことができる
- 習得した技術をそのまま実践できる
- 遊びの時間が確保できる
- 雑用が少ない
- 自分の裁量で仕事ができる
- 目標が明確
テクノロジー
医療
サービス・セールス
手工業
ビジネス
以上がISTPの紹介となります。
16パーソナリティ(MBTI:性格タイプ)診断について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。