転職する理由は人によって様々ですし、それによってキャリアアップを目指したり、適職に出会える可能性があります。
しかし、面接官にとってはマイナスイメージになることもあるようです。
でも、あなたが積み重ねてきた経歴は、失敗や成功も含めて、人生においての糧になりますので、それを意識して転職理由をしっかり説明出来るようにしておきましょう。
転職回数が多いと人生終わり?
結論から言うと、決してそんなことはありません。
転職を重ねることで、逆に適職に巡り合う可能性も十分にあります。
まずは慌てずに、分析をしながら一歩一歩着実に歩んでいくことが大切です。
面接官が気にしていること
飽きっぽいかどうか
物事を続けることは、好きでない限り簡単ではありません。
中には、同じ作業を決まったルーティーンで行うことを苦痛に感じる人もいます。
飽きっぽいことを理由として説明してしまった場合、「この人に仕事を任せると、途中で投げ出してしまうかもしれない」と思われる可能性があります。
また辞めるかもしれない
仕事とストレスは切り離せない関係です。
業務上においては、顧客や消費者がいる以上、嫌な仕事も引き受けなければいけないことが多いです。
そのため、仕事を辞める=耐えきれなかったというレッテルが貼られやすい現実があります。
精神的に何かを抱えている
採用する側は、当然、現場で働いている人、面接を受けに来る人、履歴書を送る人を、今までたくさん見てきています。
なので、私たちが思っている以上に人の言動や表情を観察していると言っても過言ではないです。
だからと言って、極端にかしこまる必要はありませんが、健康上に問題があると、転職回数が重なることも熟知していたりします。
対策
軸
たとえ異なる業種に転職したとしても、自分の中の「軸」を確立しておけばブレることがなくなります。
自分はこういう人間なんだと、自分自身で理解しておけば、未経験の世界に飛び込んだとしても、相手を説得させることが出来ます。
もし理解を得られなかったとしても、その会社が自分と合わなかったと捉えることも出来るでしょう。
そして、それが逆に適職を呼び寄せることに繋がることもあります。
「そんな自分勝手じゃ落とされるだろ」と突っ込みが入りそうですが、相手が人間である限り、いい人のフリをしたら必ず採用されるというマニュアルは存在しません。
キャリアアップしたことにするのではなく、実際に向上していると信じる
よく面接対策のために、「どうやったら面接官に気に入ってもらえるか」ということを考えることに時間を割くことがありますが、今まで上手くいかなかったことは全て自分の成長に繋がっているということを認めれば、偽ることなく堂々と理由を説明することが出来ます。
嘘だと思う人もいますが、人は失敗から今後の対策を練る事が出来ます。
何度転んでも、その中からヒントを見つける訓練をしてみましょう。
ヒントとはなにも、「どうやったら仕事が決まるか」だけではありません。
失敗から学んだ知識によって、日々の生活に対する意識を高めることにも繋がります。
まずは具体的に、今までの経験をもとに、今後どうしていきたいのかを模索すると良いでしょう。
そもそも履歴書を送って面接を受けるという流れ自体が自分に合っていない可能性もある
世間一般的に、就職というと、履歴書を書いて、面接を受けるという流れが当たり前となっています。
しかし、視野を広げると、起業したり、個人事業を始めたり、何の計画も立てずに知らない土地へ移住して、そこで自給自足の生活を送る人だっています。
本来は生き方は自由ですし、働くという形態は様々です。
それが集団心理や、周囲の抑圧によって固定概念が作られ、「こうしなければいけない」という考えに至ってしまいます。
精神的に追い込まれている場合は、メンタルケアを真剣に考えよう
弱音を吐いたら負けというわけではありません。
体は資本です。
なんだか気分が浮かない。食欲がない。眠れない。
そんな時は、「気のせい」、「根性で何とかなる」というふうに自分をいじめるのではなく、心のケアも怠らないようにしましょう。
周りに相談できなかったり、真剣に聞いてくれる人がいなかったら、カウンセラーや専門家に相談することをお勧めします。
周りの同意は必要ありません。
あなたの判断でいいんです。
いかがでしたか?
転職回数が多いとマイナスイメージが付きまとう反面、自分を知る機会が与えられたと考えることが出来ます。
極端な話かもしれませんが、もし色々考えすぎてガチガチになったら、世界規模で物事を考えてみてもいいかもしれません。
YOUTUBEなどを見れば、色んな人がいますよね?
あとは、あなただけが悩んでいるわけではないことを知っておきましょう。
面接対策を考えたい人におすすめの本