アドセンスのポリシー違反がわからない時の解決策13選

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  WordPressの収益化にはGoogle AdSenseが欠かせません。

しかし、言われた通りにGoogle AdSense(グーグルアドセンス) の設置に必要な設定を一通り済ませたにもかかわらず、何故か審査に落ちてしまって困っていませんか?

それはもしかして、Google が提示しているポリシーに違反しているのが原因かもしれません。

今回は 「色々ググったけど、アドセンスのポリシー違反になった理由がわからない」という方に向けて、徹底的に解決策を挙げてみました。

収益化が遅れないようにするためにも、ぜひ参考にしてみてください。

アドセンスのポリシーとは 

Googleは検索者に対して、なるべく正確で網羅的、そして害を与えない情報を提供しようと努めています

そのために、Google が独自で設けた基準に則したかたちになるよう、日々アルゴリズムアップデートが行われています。

そして、アドセンスは基本的にGoogleのポリシーに違反しないサイトやブログで利用することが出来ます。 

 Googleパブリッシャー向けポリシー 

Google全般のポリシー違反の例です。 

  • 違法なもの
  • 違法行為を助長するもの
  • 他者の法的権利を侵害するもの
  • 著作権の侵害にあたるもの
  • 危険または中傷的なもの
  • 動物への残虐行為を発信するもの
  • 子供に害を与えるコンテンツ
  • 絶滅危惧生種の販売
  • 誤解を招く表現が含まれるもの
  • 信頼性がなく有害な文言を含むもの
  • ヘルスケアに関わるコンテンツ
  • 操作されたメディア
  • 不正行為を助長する商品やサービス
  • 悪質なソフトウェア
  • 露骨な性的なもの

その他にも様々な禁止事項があります。

詳しくは Google AdSense ヘルプ の「Google パブリッシャー向けポリシー 」で確認できます。

アドセンスのポリシー 

こちらがアドセンスのポリシーになります。

以下のコンテンツまたは行為は、ポリシー違反かどうかの判断に関わります。

  • 無効なクリックとインプレッション
  • トラフィックソース
  • クリックや表示を促す
  • サイトの動作
  • 操作性に問題があるサイト
  • 広告の動作

上記以外の項目についてはGoogle AdSense ヘルプの 「AdSense プログラムポリシー 」で確認できます。

アドセンスの審査方式 

アドセンスの審査基準は特に明確なものがあるわけではないですが、当然ながら、コンテンツ数が増えれば、そのぶん審査対象ページも比例して増加します。

 これは減点方式とも言えますし、リスクが多少高まるのは避けられません。

しかしながら、 ポリシーを常に意識しておけば、一度も違反にならないこともあり得ます。

というよりも、常識の範囲内でサイトを運営していれば、ポリシー違反になることはほとんどありません。

よって、ポリシーとは関係ないところで引っかかるケースも考えられます

アドセンスのポリシー違反の原因が分からない時の解決策

具体的な対策を見ていきましょう。

以下の項目を意識すれば、 ポリシー違反の改善だけでなく、SEOにも好影響を与えることができますので、当てはまる箇所だけでも改善してみてください。 

NG ワードが使われていないか確認

内容がポリシーに違反していない記事だったとしても、キーワードがNG ワード(アダルトなど) と一致すると、キーワードに則したコンテンツだと判断されてしまいます。 

代表的な禁止ワードは以下になります。

  • アダルト系
  • 薬物・嗜好品
  • 過激なワード
  • ギャンブル・賭博
  • 差別的表現
  • クリック誘導ワード(「ここをクリック」のように広告に誘導するような文言)

YMYLに関する記事は基本的にNG

YMYLとは、「Your Money Your Life」の略称で、お金、健康、生活に関わるジャンルを扱うコンテンツのことを指します。

YMYLがなぜ NG なのかというと、Google のポリシー上、お金や健康面に関する情報は、人々の生活に大きな影響を与えると考えられているからです。

要するに、 その道の専門家ではない人が、安易な情報を提供することによって 、読者の人生に悪影響を及ぼす可能性があるということで厳しい基準が設けられているわけです。

正確に言うとコンテンツの作成自体はNG ではないのですが、 やはり慎重になる必要があるということで、Web サイト全体の SEO 評価が下がる可能性があります。 

なので、例えば病気に関することであれば、医療資格を持っていて、実際に現場で働いてる人がブログ記事を作成すれば、Google から権威性を認められるということです。 

実際に私は医療系国家資格を持っていて、現場で5年間働いていたことがあるので、身体や精神に関わる病気に関する記事も執筆しています。 

アダルト案件に引っかかる記事がないか確認 

アダルト系の記事や、アダルトサイトの運営に関しては、Google で明確に禁止されているわけではありませんが、アドセンスを利用する場合は ポリシー違反になります。

※もちろん、性犯罪に関わる画像や動画の掲載、違法アップロードは法によって処罰されます。

子育てに関するサイトを運営していて、赤ちゃんの裸の画像をアップしたとしてもNG になる可能性があるぐらいなので、特に露出度が高いものに対しては厳しいです。 

著作権の侵害がないか再確認

通行止めの標識

これはアドセンスに限ったことではなく、ブログやサイトで許可なく著作物を勝手に扱うのはNGです。

基本的には画像であれば自撮り、もしくは著作権フリーサイトから引用します。

著作権の侵害に当てはまるのは以下のようなものです。

  • 有名人の写真を勝手に引用(写真の模写も含まれる)
  • 会社や個人が使用しているキャッチコピーやロゴなどを無断転載
  • 自撮りではない動画のスクリーンショットを勝手にブログに載せる
  • 雑誌や漫画の写真を無断でアップ
  • 公式サイトの記事をそのままコピー&ペースト

※ただし、引用元を記載すれば使用できる場合もあります。

記事の内容に沿ったタイトルを設定する 

サイトやブログのジャンルを明確に決める必要ありませんが、記事に関してはなるべくタイトルに沿った内容にする必要があります

というのも、読者は基本的にキーワードをもとに自分にとって必要な情報を調べるので、当然 Google などの検索エンジン側も 、キーワードに適した内容を提供しているコンテンツを優先的に表示しようとします。

記事のタイトルと内容が全く異なるもの、もしくは逸れているものであれば、検索エンジンにとっては信頼性が低いコンテンツとしてみなされるので、検索順位から弾かれます。

それが結果的にアドセンスの掲載の可否にも関わってくるわけです。 

ASP(アフィリエイト)リンクを全て外してみる

アフィリエイトリンクを貼ってるからといって、アドセンスのポリシーに違反するわけではありません。

ただ、リンクが多すぎると多少は影響するかもしれないので、アフィリエイトコードを貼り付けるのはアドセンスに合格した後でもいいと思います。

不必要な外部リンク(被リンク)を削除 

SEOにおいて外部リンクは重要な要素ですが、自作自演を含む不自然な被リンクは、ペナルティの対象となることがあります。

 例えば以下のようなものです。

  • 短期間で貼られた大量の外部リンク
  • リンク元のサーバーのIPアドレスが全て同じ
  • リンクしか貼られていないコンテンツ
  • 同じサイト経由で大量のリンクが貼られている

今までは外部から多くのリンクが貼られていれば、それだけ価値のあるサイトとしてクローラーに評価されていましたが、その後対策が進み、自作自演や、外部対策のみに特化した サイトは、検索上位を席巻できなくなりました。

なので、コツコツと記事を増やしていって被リンクを獲得していきましょう

重複するカテゴリーを一つに絞る(noindexの設定 )

同一のサイトから似たような内容のコンテンツがインデックスされていた場合、サイト全体のSEO評価が下がることがあります。

検索結果にページを表示させたくない(評価の対象外にする)場合は、クローラーに知らせるためにnoindexを設定しましょう

文字数が少ない記事を削除 

内容が薄い質の低いページも、検索エンジンからの評価が下がる傾向があります。

文字数に規定があるわけじゃないですが、一記事2000~3000文字を目安にしてみるといいかもしれません。

内部リンクの設置

Google はサイト運営者に対して網羅性を求めています

これはより詳しい情報を読者に届けてほしいと考えているからです。

これを踏まえると、内部リンクの設置は有効な対策の一つとなります。

サイトの不具合がないか確認 

今のところ、サイト運営者自身でできる解決策を紹介してきましたが、サイト自体に不具合があることによって、アドセンスのポリシー違反に触れてしまうというケースも報告されています。

不具合というのは具体的に言うと、バグなどの予期せぬトラブルです。

 検索エンジンにコンテンツをインデックスした場合、bot(クローラー)が、サイトマップの確認や、SEO評価のためにリンクを辿って巡回するようになりますが、何かの拍子でバグを検知することがあるようです。

これに関しては、サイト運営者の力ではどうにもならない場合がありますので、Google AdSense ヘルプで直接確認してみましょう。

確認こちらから >>Google AdSense ヘルプ

免責事項・ポリシーを記載しているか確認 

アドセンスの画面
引用:Google adsense ホームページ

Googleアドセンスでは 広告を利用する場合、以下の情報を記載するよう明記されています。 

サイトのプライバシー ポリシーについて

プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。

・Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。

・Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。

・ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。

第三者配信による広告掲載を無効にしていない場合、広告の配信時に第三者配信事業者や広告ネットワークの Cookie が使用される可能性があります。その点についても、次の方法でサイトのプライバシー ポリシーに明示してください。

・第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されることを明記します。

・対象となる第三者配信事業者や広告ネットワークの適切なウェブサイトへのリンクを掲載します。

・これらのウェブサイトにアクセスすれば、パーソナライズド広告の掲載で使用される Cookie を無効にできることをユーザーに明示します(配信事業者や広告ネットワークがこの機能を提供している場合)。または、www.aboutads.info にアクセスすれば、第三者配信事業者がパーソナライズド広告の掲載で使用する Cookie を無効にできることを知らせます。

引用元:Google AdSense ヘルプ

少し難しい内容かもしれませんが、サイト運営者がやるべきこととしては、上記の内容を踏まえて、以下の情報を投稿ページもしくは固定ページに記載する必要があります。

  • cookieを利用してサイト訪問者の興味に関連する広告を配信していることを明示した内容
  • 訪問者の意向でcookieの有効・無効を設定できる旨を明示した内容

cookie(クッキー)とは、ユーザーが開いているWebサイトに、ユーザーに関する様々な情報が保存されるシステムのことで、アドセンスはこれを利用することによって、快適な広告配信を実現しています。

アドセンス広告を設置する場合は、cookieで個人情報を取り扱うので(あくまで利用するはGoogleであって他人に情報漏洩することはありません)、サイト訪問者に説明するためにもしっかりと提示しておきましょう。

テーマを変えてみる 

これは奥の手ではありますが、アフィリエイトに適したテーマに変えてみるというのも一つの方法です。

有料テーマは、アドセンスやASPの設置だけでなく、SEO対策も初めから最適化されているのでおすすめです。

まとめ 

  • まずはアドセンスのポリシーを改めて確認する
  • 一個一個の解決策を着実に試してみる
  • テーマを変えるのも1つの方法

いかがでしたか?

何をしたらいいか分からない時は、まずは考えられる原因を全て整理してみて、抜けがないかを確認してみましょう。

以上、アドセンスのポリシー違反がわからないときの解決策の紹介でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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