IHヒーターがつかない原因と対処法 裏技もご紹介

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 IHクッキングヒーターは、火を使うことなく調理できる器具として、ワンルームマンションや賃貸物件、一戸建て住宅など、幅広い環境で使用されています。

様々な種類があり、卓上コンロや据え置くビルトインタイプ(組み込み式)などがあります。

その便利さに惹かれて普及が進んでいますが、同時に、IHクッキングヒーターの設置が増えるにつれ、トラブルも増加しているのが現状です。

そこで今回は、トラブルの原因究明や、正しい対処法について詳しく解説していきます。

IHクッキングヒーターの寿命(耐用年数)

メーカーによって様々ですが、おおよそ10年耐用できると言われています。

メーカーに有償修理を依頼した場合の費用の目安としては、割れたガラス表面部分交換する場合は1万円~3万円ほどで、内部異常を修理する場合は 1万円から4万円ほどかかります。

電源が入らない主な原因 

ブレーカーが落ちている

ブレーカー自体が切れた状態だと、いくらスイッチをつけても電源は入りません。

チャイルドロック 

危険防止のためのチャイルドロック機能を備えた IH 調理器具を使用している場合は、スイッチを押しても電源は入りません。

メーカーのホームページや、取扱説明書を確認してチャイルドロックを解除しましょう。

IH機器が老朽化または変形 

IHに対応した調理器具を使っていたとしても、 経年劣化によってメッキが剥がれたりすると、機械が反応しないことがあります。 

また、落としたりぶつけたりして凹んでしまった調理器具を設置した場合も、機械がうまく認識しない可能性があります。

汚れている 

調理器具、IHクッキングヒーターのどちらかが汚れていると、機械がうまく認知できないことがあります。

吹きこぼれ 

ガスコンロと違って、IH クッキングヒーターの場合は、経年劣化などでパッキン部分が緩んでしまっている場合、何かの拍子で吹きこぼれた水などが内部まで浸透してしまって、故障してしまうことがあります。

鍋やフライパンが対応していない 

IH に対応していると思って使っていたら、実は違ったというパターンは意外と多いです。

IH対応の確認は、調理器具の裏面にIH対応の記載もしくは推奨マークがあるかどうかで判断します。 

故障と勘違いしやすいケースとして多いのは、2口ヒーターで片方が IH ヒーター、 もう片方がラジエント(電熱)ヒーターというパターンです。 

ラジエントヒーターは、 ニニクロム線が渦巻状になって埋め込まれている調理器具です。

ラジエントコンロは、器具によってはIHと非IHの両方に対応しているため、ラジエントコンロで使った非IH調理器具をそのまま IH ヒーターで使った場合は、そもそも認識しません。

それを故障と判断してしまうことがあります。

IHクッキングヒーターが故障している 

クッキングヒーター自体が故障して、調理器具を認知できていない可能性もあります。

電力が最大定格をオーバーしている

日本国内で販売されている IHクッキングヒーターの総電力の最大定格は5800Wと定められているため、それを超えると電源が入らない場合があります。

害虫による漏電 

害虫がIHクッキングヒーター内部で感電によって死亡し、その死骸によって漏電が起こっているケースもあります。

解決策 

ブレーカーの確認

ブレーカー

分電盤の表記が「切」または「off」になっている場合は、スイッチを「入」もしくは「on」に切り替えましょう。※レバーに記載されている文字が今の状態になります。

調理器具がIH対応かどうかを確認

知らず知らずのうちに、IH対応のマークが記載されていない調理器具を使っていたなんてことも意外とあるので、取り扱い説明書などで、IHに対応しているものなのかどうかをしっかりと確認しておきましょう。

IHクッキングヒーターもしくは調理器具をタオルなどで汚れをきれいに拭き取る

使い続けることで、吹きこぼれなどによって汚れがそのまま付着した状態になっていることもあるので、タオルやクロスなどで、調理器具とIHクッキングヒーターの両方をきれいに拭きましょう。

調理器具に欠陥がないか確認

メッキの剥がれや、調理器具の変形によって、機械が上手く認知しないことがあるので、凹みがないかなどをしっかりと確認しましょう。

管理会社もしくはオーナーに相談

IHコンロがすでに備わっていた賃貸物件であれば、オーナー負担で修理出来ることがほとんどです。

しかし、前の入居者が設置していた場合であれば、自費になる可能性が高いです。

自己所有で、購入から1年ほどしか経っていない場合であれば、保証期間の適用になる可能性もありますので、 メーカーに確認してみましょう。

業者に依頼 

故障を疑う前に、まずはエラーコードを確認しましょう。

メーカーエラーコード意味
パナソニックU15・鍋底が変形している(反りがある)。
・鍋底もしくは天板が汚れている 
・揚げ物機能で湯沸かし煮吹きを行った可能性がある。
東芝FLP吹きこぼれを検知
三菱電機U1空焚きを検知
日立C16・ C17・IH対応の調理器具を使っていない 
・鍋底のメッキが剥がれている

エラーコードに対応した上で、業者に依頼することをお勧めします 。

一言で修理と言っても、タイプ別によって費用は異なります。

以下が目安となります。

故障のタイプ 費用 
電源ボタンの不調 1万円~4万円
パネル操作部分の不調 1万円~3万円
火力表示部分がおかしい1万円~3万円 
グリルが作動しない 1万5千円~6万円 
加熱できない 1万5000円~4万円 

IH クッキングヒーター自体を買い替える

ケースによっては、業者に修理を依頼よりも費用を抑えることが可能です。

自分で設置するのが不安な人は、YouTube動画などで確認することも出来ます。

意外と知られていない裏技 

これは私が発見した方法ですが、調べてみても意外と試している方が少ないみたいなので、今回紹介することにしました。

やり方
    ①調理器具がIHクッキングヒーターの中央に配置されているか確認
    ➁手のひらを調理器具の真ん中に持ってくる
    ③軽く体重をかけ続ける

こちらが実際の映像です。

まとめ 

  • IHヒーター自体の故障ではなく、調理器具に欠陥がある可能性あり
  • 解決策は主に、管理会社に相談、業者に修理依頼、買い替えの3つ
  • 修理費用は、状況によって2~3万円の開きがある
  • 裏技を試すと上手くいくことがある

以上、IHクッキングヒーターが故障した時の対処法の紹介でした。

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