身なりを整えることも大切ですが、香水は自分の個性を発揮する大事なアイテムです。
あなたの魅力を引き出すために異性へのアピールとして使われるだけでなく、リラックス効果や気分をあげたい時に使いたくなることもありますよね。
ただなんとなく付けている方も多いと思いますが、実は効果的な使い方があります。
今回はそんな魔法の液体について深掘りしていきます。
香水の間違った付け方
香水の使い方について解説する前に、 いくつか気をつけたいポイントがあります。
汗をかく場所に付ける
よく付けがちなのが脇です。
脇は汗をかきやすいので、 ニオイが気になりやすい場所でもあります。
誤魔化すために多めに付けてしまう人もいますが、実はこれ逆効果なんです。
というのも汗の匂いと香水の匂いが混ざることで、 余計に嫌な匂いになる可能性があります。
その他にも、足の裏や腰もなるべく避けた方がいいです。
どうしても匂いが気になるという人は、制汗剤や消臭剤を使いましょう。
髪の毛に付ける
寝癖直しのように遠くから香水を髪の毛に吹きかける人もいますが、アルコール成分が含まれていますので、髪を痛めてしまう可能性があります。
耳の後ろ
耳は鼻に近い場所なので、付ける量によっては、自分だけでなく周囲にも不快感を与えてしまう可能性があります。
TPO わきまえない
香水の使い方に厳格なルールはありませんが、目的によっては付ける場所を考える必要があります。
その理由としては、人に不快な思いをさせてしまったりマナーとして好ましくないケースがあるからです。
具体例を見てみましょう。
病院
病院には、入院している患者さんだけでなく、その方の家族や親族、そして治療にあたってくれるお医者さんなど、いろんな立場の人達がいます。
そして、 体調面だけでなく精神面でも様々な悩みを抱えています。
そんな状況の中で匂いが強い香水を付けていけば、不快な思いをさせてしまうことになりかねません。
もちろん、絶対付けてはダメというわけではないので、少量にとどめておくのが望ましいです。
仏事 (お通夜やお葬式など)
こちらも病院と同じような理由ですが 、亡くなられた方に対して弔意を示す行事であるため、香水を付けることはあまり好ましくありません。
香水の付け方
少し離して吹き付ける
位置があまり近すぎるとつけすぎてしまうので、20cmぐらい離してから押しましょう。
香水はこすらない
意外と知られていないことですが、 香水を付けたあとこすってしまうと、香りの元となる粒子が潰れてしまうので、 匂いが長続きしなくなります。
へそと腰の間
香水は体温の高い場所に付けることで香りが広がりやすいと言われています 。
おへそにダイレクトに塗ると、おへそが乾燥してしまったり、 体の正中線上になるので、鼻にダイレクトに香りが来ることがあります。
なので位置的にはへそと腰の間が理想的です。
香りをアピールしたい時は上半身
上半身は比較的肌が露出しやすいので、香りをしっかりと強調したい場合は手首や首筋などに付けるのがおすすめです。
香りを抑えたい場合は下半身
香りは高い位置にあると気づきやすいので、下半身につければ 程よい香りにすることができます。
香水をつけるタイミング
ミドルノート(香水をつけてから数十分経過した時の香り)が一番香るタイミングがベストだと言われていますので、 目的地への距離にもよりますが、出かける30分前ぐらいに香水をつけるのがよいでしょう。
香水をつけすぎた時
つけた直後であればお湯などで洗い流しましょう。
ある程度時間が経っているのであれば、アルコール綿で拭き取れば OK です。
効果的な使い方で、ぜひあなたを生まれ変わらせましょう。
以上、香水の解説でした。