マイナンバーカードは、様々なサービスに使えるカードです。
コンビニで印鑑登録証明書や住民票の写しを取得できたり、確定申告や電子申請までできる大変便利なものですが、今回はキャッシュレスによるマイナポイントの利用方法もご紹介します。
マイナンバーカードのメリット
マイナンバーカードは今後さらに便利なものになっていくと考えられます。
マイナンバーカードのそもそもの目的としては、本人確認書類になるのはもちろんのこと、健康保険証としても利用出来ますし、スマートフォンのマイナンバーアプリ、マイナポータルを使うことで役所にわざわざ足を運ばずに支払いやデータの確認が出来るなど、暮らしを便利にするツールとしての利用を目指しています。
具体的には、納税や確定申告、保育園の入所申請、年金記録・見込み額の確認など、用途は様々です。
マイナンバーカードの申請方法
流れは以下になります。
- 各市町村の役所窓口で申請を行います。
- 申請時に記入した住所に、簡易書留で交付申請書が届きます
- スマホ、PC、証明写真機、郵便のいずれかで申請します。
詳しくはこちら→マイナンバーカード総合サイト
※マイナンバーカードと似たものとして通知カードがありますが、こちらはあくまで
個人番号を通知するカードですので、身分証としては利用出来ません。
マイナンバーカードのデメリット
先程はマイナンバーカードのメリットについて説明しましたが、作る上でのデメリット
もあります。
申請が少し面倒
便利とはいえ、まず役所に行って申請を行わなければなりません。
一度作ってしまえば、あとは特別な申請は必要ありません。
パスワードを忘れてしまったらまた役所に行かないといけない
マイナポータルにログインする際に、利用者証明用電子証明書の入力を求められますが
、これは最初に申請した時に設定したパスワードになります。
4桁の入力が必要で、3回間違えると入力出来なくなり、また窓口に出向かないといけ
ません。
私も入力ミスでログイン出来なくなったことがあります。
結構めんどくさいです。
なので、申請時に設定したパスワードは必ず控えてください。
紛失したら悪用される可能性がある
カードに個人情報が記載されていますので、それを悪用する人もいます。
紛失した場合は、まずは専用ダイアルに電話し、マイナンバーカードの利用を停止しましょう。
マイナンバーカードを紛失した場合はこちら→マイナンバーカード総合サイト
マイナポイントとは?
マイナポイントとは、キャッシュレス決済サービスと紐づけすることで、チャージや買い物の利用金額の何%かをポイントとして貰えるというポイントプログラムになります。ポイント自体は、決済サービス専用のポイントとして使うことが出来ます。
他にも、マイナンバーカードの利用によって付与されたマイナポイントをキャッシュレス決済と紐づけることで、選択したキャッスレス決済のポイントとして利用することも可能です。
マイナンバーカードの活用方法について詳しく知りたい方におすすめ
キャッシュレス決済の種類とポイント付与
キャッシュレス決済は様々な種類があります。それぞれのサービスでポイント
利用の形態は異なりますので、自分にあったものを選んでみましょう。
以下が主なサービス一覧となります。
d払い
特徴
- ドコモのキャッシュレス決済
- amazonの支払いでd払いを登録し、d払いを選択して商品を購入することで、商品 と携帯代の合算支払いができる。
- 支払いによってdポイントが貯まる。
- dポイントは1ポイント1円として利用できる。
- 対象のお店→支払い金額200円(税込)につき1ポイント。
- ネット→支払い金額100円(税込)につき1ポイント。
- コンビニ、家電量販店、ドラッグストア、レストランなどで使用可。
PayPay
特徴
- ソフトバンクとYahoo!が設立したPayPay株式会社が展開するキャッシュレス決済。
- Yahoo!カード、ソフトバンク携帯とのまとめて支払いが可能。
- 特典やキャンペーンによってPayPay残高(登録済みの銀行口座からの振替もしくはセブン銀行ATMで現金チャージ) にボーナスが進呈される ※Yahoo!JAPAN IDとの連携が必要
- PayPay残高からの支払いによってポイントを還元
- Yahoo!JAPANカードの使用によってポイントを還元
- 前月1日0:00~同月末日23:59までに、100円以上のPayPay支払い回数が50回行われると 、当月1日8:00~翌月1日7:59までの期間に、0.5%のポイントが上乗せ
- 前月1日0:00~同月末日23:59までに、10万円以上の支払いを行なうと、 当月1日8:00~翌月1日7:59までの期間に、0.5%のポイントが上乗せ。
楽天ペイ
特徴
- 楽天のキャッシュレス決済
- 楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると最大1.5%のポイント還元
- 楽天銀行もしくはラクマからチャージする場合は1%のポイント還元
- Suica払い、楽天Edy払いの決済が可能
LINE Pay
特徴
- LINE Payの支払いでポイント利用が可能。
- 1ポイント1円相当として使用可。
- LINEスタンプの購入やLINEストアなどの各種サービスで、ポイントを貯めたり、利用 が出来る。
- LINEポイント1ポイントをPayPayボーナス1円相当と交換可能。
au PAY
特徴
- 1ポイント1円としてチャージ可能
- 「オートチャージ」を設定することで、残高が0円になる前に自動チャージが可能
- au PAY200円利用毎にPontaポイント1ポイント付与
- au PAYカード100円利用毎にPontaポイント1ポイント付与
- au PAYとPontaカードの併用でダブルでポイントをためることが可能
キャンペーン
2021年12月31日まで
以下の条件を満たすとマイナポイントが最大2万円分貰えます。
条件 | ポイント |
マイナンバーカードを初めて申請 | 5000円分 |
マイナンバーカードの健康保険証としての利用登録 | 7500円分 |
預貯金口座との紐づけ |
7500円分 |
更に各種キャッシュレス決済サービスとの紐付けによって追加でポイント付与があります。
キャッシュレス決済サービス | ポイント付与 | |||
d払い | マイナポイント | 5000円分 | 特典 | 1000円分 |
PayPay | 〃 | 5000円分 | ||
楽天ペイ | 〃 | 5000ポイント | 特典 | 最大1.5%(楽天ペイご利用ポイント) |
LINEpay | 〃 | 5000ポイント | ||
au PAY | 〃 | 5000円分 |
マイナンバーカードを活用する場は今後増えていく予定です。
この機会にぜひみなさんも検討してみて下さい。