「最近なんだかお腹が空かないなあ …。」
「とりあえずお腹に何か入れとけばいいのかな?」
そう思うことってありませんか ?
人によって一日の食事量は様々ですし、 当然食べ過ぎた日は、目の前にボリューム満点のおかずを出されると苦しくなりますよね。
これが一時的な感覚であればいいですが、何日も続く場合は食欲不振を疑った方が良いかもしれません。
食欲不振のサイン
以下の状態が当てはまるか確認してみましょう。
- 食欲がない状態が数日間続いている
- 食事の回数や量が減ってきた
- 食事が作業的になっている
お腹が空かない原因
食欲がわかない理由を一つに絞るのは難しいです。
心因性
ストレス
仕事や人間関係などでストレスが蓄積されて、食欲に影響が出ることがあります。
理由の1つとしては、不安を感じた時に活発化する脳の領域が、食欲を抑制する領域とほぼ一致しているためだとも言われています。
みなさんは、プレッシャーに晒されてご飯が喉を通らない経験ってありませんでしたか?
私は受験シーズンがまさにそんな感じでした。
晩御飯の時に親から呼ばれても、「いらない」と言ってはねのけていましたね。
でも、ブラックサンダーはコンビニで箱買いするぐらい大好きだったのでめちゃめちゃ食ってました。
それって食欲不振とは関係ない?
そうですね、話が脱線しました。
ストレスが脳に作用し、それが結果的に食欲不振につながることがあるので、なるべく貯めこまないことが大切だといえます。
心の疲弊
ストレスによる気力低下が多いと思いますが、 虚無感などによっても食欲低下を招くケースもあります。
体調不良
消化機能の低下
心因性もありますが、 消化能力の低下による原因も考えられます。
これは、加齢による老化も影響を受けますが、食が細い場合、消化器官が十分に鍛えられなくなり、結果的に消化能力が弱くなることもあります。
※無理に食べなければならないというわけではありません。
また腸内環境があまり良くないと、消化に影響を及ぼします。
機能性ディスペプシア
ストレスや疲労などが蓄積されると自律神経が乱れやすいです。
その結果、副交感神経がうまく働かなくなり、胃や腸の動きが悪くなります。
このような状態を専門用語で機能性ディスペプシアといいます。
薬剤性食欲不振
特定の薬を服用することによって、その副作用により食欲不振になることがあります。
食欲を促す方法
発酵食品を積極的に食べる
ヨーグルトや納豆、キムチなどの発酵食品を摂取する事で、 腸内の乳酸菌を増やし、 消化を活発化させることができます。
温かいスープを飲む
スープは胃に負担がかかりにくく、なおかつ十分に栄養を取ることができるので、食欲がない時の食事としてはもってこいです。
そして、温かいものであれば胃や腸をいたわることができます。
酸っぱい食品を取り入れる
周りが心配している場合
食欲不振が改善しない場合は、病院で受診することをお勧めします。
というのも、自分では自覚できなくても、お医者さんの見解によって初めて自分の身に起こっていることを把握することができるからです。
食欲不振には様々な原因が隠れています。
まずは自分で出来ることから始めてみて、解決しない場合は専門機関に相談しましょう。